明けましておめでとうございます
今年も「日々ゆいゆい」ブログよろしくお願いいたします
お正月ですので我が家では「竹馬に乗ろう!」とチャレンジしました。
竹馬は幼稚園の訪問でも乗れるようになってほしいという相談もあり
沖縄の学校では大切なことのようです。
竹馬は難しいので すぐにはできず
「もっと前に乗って」「しっかり握って」
と上手くいっていないところを周囲で声掛けしがちです。でもすぐできない…
できない、できない、できない、できない……
となりやすく、やっている子供も見ている側も疲れてしまいます。
やっている子供も 応援している親も
できた!できた!できたーーーー!
とワクワクするような練習をしたいものです。
「竹馬に乗れる」
そのためにはいくつかの行為がうまくいく必要があります。
①竹馬を握る
(上手くいかない状況:竹馬をすぐに放してしまう/足場がクルクル回ってしまう)
②竹馬の足場に足を乗せる
(真ん中に足が乗っていない/すぐに足場から足が外れる)
③足場の上でバランスをとる
④重心を前にのせる
(後ろに倒れる・降りる)
⑤右手右足、左手左足を協調して動かす
(右手と右足が一緒に動かずすぐに足が外れてしまう)
どれも似ているような感じなのですが、
それぞれの行為は実はとっても難しいです。
同時に行う中で達成を目指そうとするとなかなかうまくいきません。
その子がどの行為が上手く行かずにいるのかな?
と見てあげて、それぞれの行為ごとに練習することがおすすめです。
それぞれの行為は同時に行わなければそんなに難しいことではないので
できた、できた!できたーーーー!
と行為ごとの達成を楽しむことができます。
例えば、次男の場合は①握る、③バランスを取る、④重心を前にのせる、に苦戦しています。
従兄弟の彼は②足場に足をのせる、④重心を前にのせる、⑤右手右足、左手左足を協調して動かす、に苦戦中です。
さっそく次男と行為ごとに練習してみました。
①竹馬を握る
これはその子の握力の課題でもあるので、竹馬に工夫してその握力でも握りやすくしてみました。
竹馬の持ち手を細くする、タオルを巻く、ビニールテープを巻く
なんかもいいですね。
私たちは即席でゴム(でもこれはクルクル動くのでいまいちでしたが;笑)
③バランスを取る
④重心を前にのせる
両方一緒に練習してみました。
「乗ってポん!」
はじめは竹馬の足場に乗れても、後ろにしか乗せた方と反対の足が出せませんでしたが、すぐに前に出せるようになって「できた!」
③バランスを取る
向い合って竹馬がバランスを取れているところまで親がコントロールをサポートし
「バランスが取れている!」ということを身体で感じさせてあげることもオススメです。
”バランスを取る”ということは理解することではなく”感じ取る”ことなので
「バランス取って」と声掛けするよりも
一緒に感じさせてあげるほうがわかりやすいです。
それぞれの行為を達成できたら
さっそく乗ってみましょう。
とても乗りやすくなっていると思います。
それを感じられるのは、教えている側よりも子ども自身の方のようです。
「乗れそう!」
と感じてくれたのなら、それはお子さんが竹馬への見通しができたということ。
ここからは子供自身の好奇心で楽しく練習できます。
これは2日目の次男の竹馬。
2日間の総練習量は3時間ぐらいです。
今回の竹馬に乗ろう!方法はもっといろいろあると思います。
竹馬にかぎらず、サッカーもお手伝いも、着替えも、勉強も
その活動自体を、できる?できない?(好き?苦手?)
だけでなく「◯◯はできていないが」「◯◯はできている」
と細かい行為ごとに見てあげると
できること(好きになれること)が増えてくると思います。
そして、なにより応援する側が楽しめることですね。
スモールステップの明確な目標を子どもと共有することで
お互いに できた、できた、できた!
とワクワクして取り組めますね。
そんな親の顔を見るたびに子どもは笑顔いっぱいになれます。
長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。
今年も皆様の笑顔いっぱいの生活をお祈りしております。
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