ディズニーランド最高だったなーーーー.
この年になって「ミッキーーーーー!!!」と叫んでしまいました.帰りたくなかった…,
さて、今回の旅の一番の目的は岐阜のOT、Y先生の子供の支援を見に行くことでした.
15日の午前:保育園の巡回相談
15日の午後:ことばの教室(発達支援センター)
Y先生は病院では子供の外来や入院をみて、さらに地域の療育センターや児童デイ、保育園や幼稚園、小学校や保健センター等で作業療法を展開している、私にとってはまさに目指す先にあるような体制を、医師や心理士と連携して築いてこられたそうです.
ここでの取り組みの一部に参加させていただき、感動したことは大きく3点ありました.
1)機関同士の連携
2)保育士や支援員のスキルと姿勢
3)作業療法士の情報の扱い方
機関同士の連携
保育園の取り組みの中で、小集団での特別プログラムをおこなっていました(これをやろうという保育園の意識にも感動でしたが…その他に感動しすぎてここはもう当たり前の世界に感じてしまう程でした)
その保育園の取り組みに、地域の保健士さんや、福祉課の方が参加されていました.沖縄では保育園に他機関の人が取り組みに参加しにくることを見たことがなく、面談ですら1年に1度行なわれるか否かの世界でしたので、ほんとうに連携の熱さを感じました.
保育士や支援員のスキルと姿勢
集団プログラムを保育士さんが計画して進めていくのですが、事前にプログラムの内容と目的が明確に示された計画書の作成もされていました.実際に行なう保育士さんの姿勢も、そこへの熱意が感じられ、そのパワーにも圧巻でした.
作業療法士の情報の扱い方
午後のことばの教室では、Y先生も参加してのプログラムがありました.保護者との面接の後、実際に遊びを通した介入を支援員や保育士の先生方と一緒に行ない、最後に保護者と先生達にY先生がフィードバックされる流れでした.
最初の面接の時にこれから行なうプログラムを含め支援の目的を共有し、遊びの介入では、その目的を実現させるために柔軟に遊びの環境や道具、声かけや設定を変えていく.そこでのお子さんの様子からさらに遊びを展開していかれていました.その遊びの展開は、子供の持っている力を十分引き出し、友達との協力や、順番などのルール、活動へのチャレンジといった「参加」につないでいくもので、見ているこちらも、お子さんが”できていく様子”に感動で泣きそうでした.
そしてフィードバック.保護者や先生達に、「どうしてできないのかどうしたらできるのか」を伝え、その情報から聞き手が「これからどうしていきたいのか」を創造していける、エンパワメントにつながるものでした.子供がその作業を「どうしてできないのか」を伝える時に、専門的な知識からわかることをしっかり伝えることも重要だな、と感じながら見学させていただきました.医学的な情報を他職種でもすっと入っていくように噛み砕いて伝えていらっしゃる、Y先生の素敵なところも学ばせていただきました.
私は直接介入をしてこなかったのですが、そういった面を吸収して、沖縄にもこんな素敵な地域の連携を輸入したいです.
機関同士の体制も、保育士の姿勢も、日頃から勉強会などY先生や一緒に働いているPT,STのスタッフの皆さんが地域に働きかけてきた、ベースがあるからのようで、それも含めた体制づくりを学べた岐阜旅行でした.
ちなみに
食事にも感動!!
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