さすが島国,一日遅れ.
今回の論文に込めた想いを少しまとめました.
発達障がいがあるから特別支援学級…
発達障がいがあるから支援員を側につける…
発達障がいを早期発見…
保護者が発達障がいを認めたくないようで支援が進みません…
学校が発達障がいへの理解が浅いようで…
学校に巡回相談にいくと、みんなが発達障がいに目を向け、発達障がいへの対応に追われ
本当に大切なことに目を向けられないまま、互いに苦しい現状に対し「しかたがない」と歯を食いしばって支援をし、義務教育卒業の時に「これからどう生きていけばいいんだろう??」に悩む…そんな状況に出会います.
先生は沢山の時間を使っても今に不安を感じ、親は先の見えない今に不安を感じ、子どもは自分は配慮されないといけない存在だから仕方ないと希望を持つことを忘れていく.この現状に誰も幸せではありません.
作業療法は、将来への希望をみんなで創造し、その将来に向けて今したい作業、今届けたい作業、そんな大切な作業を実現させよう!という視点で支援が始まります.作業で子と保護者と先生をつなぎ、社会をつなぎ、作業の実現に向けて職種の専門家のスキルも活用してもらうことで恊働関係を築く.
ここには「障がい」の有無は関係ありません.関係があることは子どもと、その子に関わるすべての人の「したいこと」作業です .
将来に向けて大切な今を"作業"というカタチにしていけるのは、作業療法士が「人ー環境ー作業」をみることのできる専門家だからだです.今の社会を「しかたない」から「こう生きたい」に変えていけるのは作業療法士だと感じます.
私の作業療法は十分ではありませんが、少しでも学校に作業療法を届けるヒントになればと書きました.
もし、この論文を読んで「いいな」と少しでも感じてくださる方がいたら,その作業療法をいつでも地域に届けられることを願い,現在小児版ADOCを友利さんと作成中です.今年度中には実践でのこともお伝えできるよう頑張りますので,よろしくお願いいたします.
うあ~!!!
返信削除いいです!いいですよ!
ちびっこOTさん!
僕もひとつひとつがんばろうと思います。
最近、くたびれていた僕には、とても励みになりました!
ありがとうございます!
今後も引き続きブログ読ませていただきますね~
よろしくお願いします。
ありがとうございます.
返信削除こんな風に共感していただける方がいることで,私も力をもらえます.
これからもよろしくお願いします.