「どこの学校に行くのかも、どこで働くのかも、自由に選べる社会になってほしい」テレビのインタビューでの当事者のコメント。今日は障害者差別解消法が施行されました。当たり前の選択を尊重できる社会を願っています。
「児童デイ以外の選択肢を考えもしませんでした」…先日お話ししたお母さんがおっしゃっていました。小さい頃から医療や福祉のサポートを受け、放課後は安全に過ごせるためにと児童デイを勧められたそうです。
「これから先どこで過ごせることを願いますか?」
お母さん「地域の子供達と遊ぶ姿が見たい」
「では、学童や地域のクラブも一緒に検討していきましょうか」
お母さん「学童?そんな選択肢考えてもいいなんて思わなかった。ぜひお願いしたい…」
選択できないのではなく、選択肢があることすら知らずにいることもあるのです。
現在、社協の方と連携し《学童で友達と過ごそう!》という取り組みを勧めています。
先日、社協の方に今の状況を伝え連携したいことを相談しました。「もちろん!」と 笑顔でその取り組みに参加してくださる力強い社協の方々のお陰で、学童プロジェクトを進めています。来週学童スタッフの方の研修会でお時間をもらいました。多様性あふれる子供達の社会参加について話させていただく予定です。
《選択の自由とは》
[ちゃんと情報が提供されていること]
[選択した先の社会の活動と参加が保障されていること]
だと思っています。学校に、学童に、地域活動に、会社に、「来ること」の自由ではなく、そこで安心して 活動し参加できるために、共に「社会の中で”できる”」を考える保護者、先生、友達、専門家、行政の協働関係が重要です。
そのチーム作りと実現するためのコンサルタントが私の今の役割です。
☆本日琉球新報の記事の中でコメントさせていただいたことが掲載されました。
これからも「障害という言葉のない社会づくり」に貢献していければと思います。
最後までありがとうございました。