女の子がみんなと一緒にいられるんだと感じられるために
クラスに参加するという今の環境の中で
勉強すること、出来たときの喜びを大切にしてほしいと願う
先生の届けたい作業の実現のために
授業中両手の操作を保証し
黒板と手元を交互に見ることをスムーズにし
さらにそれらのことを自分の力でできることを支えるための
姿勢を保つ椅子が必要だった。
必要であるとクライエントの教員が決めた。
このストーリーについては;http://blogs.yahoo.co.jp/chiho_96bey/28895926.html
これは5月末のことだった。
今まで学校に疎遠で、なかなか連絡が取れなかったお母さんも
この思いを共有した時
「明日にでも病院に行って椅子をお願いしてくる!」
ともうすぐ産まれてくる命をお腹に抱えたまま
翌日病院に向かった。
担任教員は女の子がみんなと一緒だと思えることの実現のために
姿勢を保つ機能を持った椅子の導入方法を模索していた。
お母さんが担当セラピストに椅子について依頼書を渡せたことを聞き
今日早速担当PTに連絡をとった。
電話越しに言われたのは
「今の女の子の機能に椅子はいらない。足に踏み台でもおけばいい。」
お母さんには
今回椅子を作ることをチームで考えたまでの流れを書いた依頼書を
渡してもらっていた。
担当PTはそれでもいらないと言った。
理由は座る力があるから。
お金がかかるから。
学校で必要なことを伝えた
今の坐位では完全に両手がフリーにならないこと。
そのことで授業の参加が遅れてしまうこと。
「それはOTの仕事。お母さんはこちらでPTだけをすることを自分で決めたんだ」
そう担当セラピストは話していた。
ちなみにお母さんは自分の娘がどんなリハビリをなぜ受けているか知らないと話していた。
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