2014年7月1日火曜日

EDISを見学してきました

仲間 知穂
今日は嘉手納基地の中にあるEducational & Developmental Intervention Services (EDIS)に見学にいきました。EDISは特別なニーズを要する子どもに対し、子どもの可能性を最大限引き出し社会参加につなげるために、家族支援や学校巡回、個別介入を行っています。OT,PT,ST,心理士,MSW,教員など、様々な専門家がチームで関わり、必要な場所へ必要なケアを届けに駆け回っているそうです。

さて、本日はSTさんと特別支援教育の先生がエスコートしてくださいました。この先生が大変素敵な方で、将来こんな風に歳を取りたい、と感じる透き通った肌と上品な雰囲気をまとった女性でした。さすがSTさんと先生、こんな英語力の私でも聞き取れる言葉で案内してくださいました。

「この施設の2階はアジア圏の教育委員会の総本部…」的な、ええ!こんなところにそんなすごい施設があるなんて、とびっくりして聞いていましたが、私の英語力では聞き返すこともできず(笑)とにかく連携しているのか、総本部なのか、重要な機関らしいです。

施設に入ると、急にたくさんのスタッフが集合し、OT、PTなどいろいろな専門家のスタッフが13名ほどズラッとテーブルを囲み「ピザとコーラを用意したよ!アメリカンスタイルのおもてなしをどうぞ」とご馳走していただきました。あとから、とっても忙しい業務の合間に出迎えてくれたことを知り、アメリカンスタイル、学ばねばなぁ…と、いつも忙しさを理由にやらない自分をを反省。

自己紹介しようぜ!
みたいな流れになり、片言の英語で「自分は学校に巡回しているよ」と伝えると、イイね!と笑顔で答えてくれたので、調子に乗って、目の前にいたOTにADOC-Sについても紹介。
「なんだこれは!シンプルでスタイリッシュだ!大量の書類に毎日追われてるんだよ、これはいい考えだ。今すぐ飛びつきたい」
などなどWFOTの時とはまた違った食いつきで、大好評。「みんな!これ見て見て」って立ち代り入れ替わりで、軽いポスター発表。WFOTで経験していたので特に抵抗なくプレゼン終了。

まあ、どうやらその大量の書類は国が管理しているようで、簡単に変えられないみたい。社交辞令だったのかな?と思ったけど、メールして!交流続けようよ!って言ってくださったので、これから繋がるといいなと、帰ってすぐお礼mail入れました。

OTさんの話によると、昔は施設に来てもらい個別介入が支流だったらしい。そのスタイルを変えていくのに相当苦労した様子。結局今は「倉庫になってるよ(笑)」って訓練室はあまり使われず、訪問がメインとのこと。

学校については
鉛筆がうまくもてない程度の困難であればクラスの中で対応するけど、少しでも暴れることがあれば、個別対応だね。と、個別対応が結構多い話をしていました。訴訟大国でもあるから、他児童への迷惑行為につながるのであれば、集団対応できないかもしれないな、と思って聞いていました。



今回は英語できないので、全然突っ込んで聞けなかったけど、とにかくいい人達だった、かっこよかった。