2012年4月4日水曜日

“子育て支援”  始めました

平成23年度、全7(月に1)に渡り、子育てという親の『作業』の実現に向けて、親が楽しく,安心して,自分の願う子育てをおこなっていくことに力を持てること(エンパワーメント)を意識した講話活動を行いました。
作業療法が“子育て”という福祉の領域で関わることの影響を自分自身も学びたいことと,作業と健康について,社会に伝えて行くことを目的として始めた活動でした。沢山の方の支えのもと,無事終えたことに感謝です☆


活動の結果,参加した多くの方より「子育てが楽しくなった」「不安が解消された」と言っていただき、今年度(平成24年度)、子育て支援として『作業療法士による子育て講話・相談』の依頼を社協より受けることができました。



ということで,作業療法士による子育て支援 スタートです。







以下は23年度に行った内容の紹介です。

子どもと向き合う親の力を育てる
子どもの将来に向けて今大切なこと








子どもの成長と遊び
~遊びの中にある身体・心・社会性・役割の成長~
遊びには様々な成長を引き出す力があります。そして“遊び”は子ども自身が自分でその成長に合わせ選んでいくことができる魅力があります。親が“遊び”を通し,子どもと共に成長を楽しむことで,子育ての魅力を感じることができます。


『作業』との出会いと子どもの成長
~作業との出会いと成功体験からつながる生きる力~
子どもが「自分でやってみたい!」と意思を持ち, それができる中で目的を持ちはじめ,さら成功体験から自信と自分としての意味を見出し,自分の才能として自己肯定感を高めていくことができます。
そんな子どもの成長を支える素敵な活動は何かを知り,子どもと向き合う中で見つめる楽しさを知ることができます。


()と子の特別な関係
~お母さんがお母さんでいることの大切さ~
“親”の存在があるだけで,子どもは自分にとって大切な活動を選択し成長していくことができます。
特別な親になろうとプレッシャーに押されることなく,ありのまま自分(親)として子どもと向き合う楽しさを知ることができます。


子どもの“選択”“尊重”
~選択することの先にある『生きる力』~
子どもが自分にとって大切な活動を自ら選択し,達成していけることで,そのこらしく成長していくことができます。それを支える親の関わりを知ることができます。


「しないこと」と「できないこと」の違い
~できる方法を一緒に考える~
子どもが上手くできない時に,その子が「しない」と選んだ場合と,その子が「する」と選んでもできずにいる場合があります。できずにいることを子どもと一緒に理解し, “できる方法”を考えていく魅力を知ることができます。


子どもの社会参加を支える親の大切な視点(前半・後半)~子どもの将来に向けて今大切なことを考える~
子どもが家庭社会から,外の社会(保育所や小学校など)へと参加していく中で,外の社会と子どもの成長を共有する時に重要なことは『子どもの将来を考え今大切なこと』を共有することです。
子どもにとって意味のある生活を実現し,親が子どもの将来に向けて納得できる社会との関わりを持てる関わりを知ることができます。

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